研究室3年生が中標津町役場で研究発表を行いました

 地域社会と環境研究室3年生6名が中標津町役場を訪問し、研究発表(タイトル「中標津町における環境・社会資源を活用した観光まちづくりに関する提言」)を行いました。翌日から予想されていた暴風雪への対応などもある中、役場職員の皆様にご出席いただきました。

 今年度、本研究室では、中標津町役場の若手職員の方々との共同研究活動を実施しており、今回はその研究成果の報告として行ったものです。研究活動では、町内の観光スポットや中心市街地、まちづくり関連施設などでのフィールドワーク、商業施設の来店者へのインタビューなどの調査を行い、それを踏まえて、学生と若手職員が議論し、中心市街地にまちの教育・文化・防災・観光関連の活動の拠点となる複合施設の設置(既存施設の拡充)、その施設を拠点にしたエコツアーの実施などの提言を行いました。

 短期間で作成したこともあり、いろいろと突っ込みどころがある研究発表でしたが、出席いただいた役場職員の方々からはとても好意的なコメントを頂きました。当初の予定では、同日の夜に、住民の方々向けの発表会も開催する予定でしたが、そちらは残念ながら悪天候のため中止となりました。

 今後も、研究発表の内容をベースに、エコツアーの試行など、引き続き中標津町で研究活動を継続していきたいと考えています。最後になりますが、本研究活動の実施にあたり全面的にご協力いただいた中標津町役場の皆様に厚く御礼を申し上げます。